スズメバチといえば強力な毒を持つ恐ろしい蜂です。
そんな恐ろしい蜂のの名を冠する「海のスズメバチ」と呼ばれる生物が存在します。
世界仰天ニュースにも登場した海のスズメバチについて紹介します。

kiro.JPG

通称「海のスズメバチ」と呼ばれる恐ろしい生物の正体とは、キロネックスと呼ばれるクラゲがその正体です。
画像のように非常に美しいクラゲです。
しかしその美しい姿とは別に世界一強力とも言われる毒を持っています。

海のスズメバチ、キロネックスは地球でも最も危険な生物の1つと言われています。
世界一強力とも言われるボツリヌス菌が理由の1つです。
ボツリヌス菌はサソリの毒の約1万倍の毒性を持ちます。
ですのでキロネックスに刺されてしまうと、致死率が99%を超えるとも言われています。

また多数の長い触手の中の50億本も刺胞(しほう)という針を持ちます。
射出の仕組みは詳しくはわかっていませんが、非常に高速で射出されます。
そしてキロネックスが恐ろしいのは体が透明で海中で見えにくい点です。
気づいたときにはクラゲの触手を刺激してしまい、瞬間で致死率99%の毒を撃たれてしまうわけです。

そしてさらに恐ろしいのは普通のクラゲが夜行性であるのに対して昼間にも活発に行動するところです。
24個の目を持ち、1秒間で2メートルの回遊能力を持ちます。
高速で非常に見えにくく、強力な毒を持つという地球でも最も危険な生物の1つというのがよくわかる生物です。
海に入るのが怖くなりますね。

 カテゴリ