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自然科学のカテゴリ記事一覧

カテゴリ:自然科学

自然科学のカテゴリ記事一覧。日々の気になる情報を私なりの言葉でお伝え出来ればと思います

2014-10-11自然科学
マメハチドリとはキューバの固有種である世界で最も小さい鳥です。キューバはカリブ海に浮かぶ島国で、最近だとプロ野球に大物キューバ選手が移籍して話題になりました。横..

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2014-10-06自然科学
2014年10月8日(水)と言われてもピンとこないと思います。この10月8日には皆既月食が起こりブラッドムーンと呼ばれる赤い月を見ることが出来ます。全国的に観測..

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2014-09-29自然科学
アフリカ東部エチオピアに7色の温泉が存在するそうです。日本にも白やブルー、グリーンや黒の温泉は存在しますが7色はないでしょう。奇跡体験!アンビリバボーの放送で登..

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2014-09-18自然科学
クラゲと言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?私は水中を優雅に漂う無数のライトアップされた姿を思い浮かべます。体の95%以上が水分で出来ている何とも不思議な..

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2014-07-17自然科学
オーストラリアの海に住む危険な猛毒ダコ「ブルーリングオクトパス」を知っていますか?ダーウィンが来た!の放送でも取り上げられる危険なタコです。オーストラリアの海に..

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世界最小のキュートな鳥 キューバ固有種マメハチドリとは

マメハチドリとはキューバの固有種である世界で最も小さい鳥です。
キューバはカリブ海に浮かぶ島国で、最近だとプロ野球に大物キューバ選手が移籍して話題になりました。
横浜DeNAのグリエル選手を筆頭にWBCでも活躍したその力を日本でも発揮して活躍しています。
そんなキューバの固有種である可愛らしいマメハチドリとはどんな鳥か紹介します。

マメハチドリは全長が4~6cm、体重が2gと世界最小と言われるように大変小さい鳥です。
1円玉を横に並べると約4cmですが、大きさも重さも2円分と言えばマメハチドリがどれほど小さいのかが伝わると思います。
卵も鳥類一小さく長さが6mm、重量が約0.3gとそれが鳥の卵であるとはまず思えない大きさです。



マメハチドリの動画です。
本当に小さく愛らしい様子が伺えます。
英語名が「Bee Hummingbird」でミツバチ・ハチドリという意味になります。
蜜を吸う姿からそのように名づけられたのでしょう。
実際に花の蜜を餌としますが、その蜜をめぐってハチや蝶と争うこともあるそうで世界最小の鳥ならではのエピソードです。

マメハチドリはその大きさもそうですが、非常に鮮やかな鳥でもあります。
オスの方がメスよりも小さく緑の頭頂と燃えるような赤い喉が特徴的で青みがかった色をしています。
一方メスは背中が緑がかった色で下部は白っぽい色です。
その美しい色は日光の反射によって虹色にも見えます。
可愛らしく美しい鳥なのです。

世界の果てまでイッテQ!ではイモトアヤコさんが珍獣ハンターとしてこの美しく可愛らしいマメハチドリをハントしに行きます。
無事に出会うことが出来るのか楽しみですね。
ちなみにこのマメハチドリはキューバの固有種ですが、国鳥はキツツキに似た「トコロロ」というこちらも小型の鳥でした。

2014年10月8日の皆既月食は赤い月を楽しもう

2014年10月8日(水)と言われてもピンとこないと思います。
この10月8日には皆既月食が起こりブラッドムーンと呼ばれる赤い月を見ることが出来ます。
全国的に観測できるようで皆でこの天文イベント楽しみたいですね。
今回はそんな皆既月食について調べました。

皆既月食と皆既日食が紛らわしいのでまずは違いを紹介します。
皆既日食は太陽が月の影に隠れる現象です。
昼間に起こる太陽が出ているのに暗くなるのが皆既日食ですね。

今回起こる現象は皆既月食です。
地球の影に月が隠れることで発生します。
言葉ではわかりにくいですが、
太陽→地球→月
という具合に太陽の光が地球によって遮られることで起こるわけです。
月が影響を受ける現象なので夜に発生します。



アストロアーツさんが天文シミュレーションソフトで皆既月食の見え方をシュミレーションした動画です。
非常にわかりやすいですね。

上の動画でも説明されていますが時間は10月8日18時14分から部分食が始まります。
19時24分に月が完全に隠れて皆既月食の状態となります。
皆既月食の状態は約1時間続き20時24分から欠け始め、21時34分に部分月食も終了します。
天体観測イベントでは異例の1時間も皆既月食は楽しむことが出来ます。

方角は東南東の方角です。
10月8日は全国的に晴れる予報となっており札幌や大阪、広島など全国各地で観測できるようです。
また皆既月食に合わせてスカイツリーと楽しむイベントなども行われるようでそちらも要チェックです。

時間は19時24分から1時間。
遅すぎないちょうどいい時間ですね。
方角は東南東です。
皆既月食で赤く染まる満月を大いに楽しみましょう。

エチオピアに存在する7色の温泉とは

アフリカ東部エチオピアに7色の温泉が存在するそうです。
日本にも白やブルー、グリーンや黒の温泉は存在しますが7色はないでしょう。
奇跡体験!アンビリバボーの放送で登場するこの7色の温泉について調べました。

エチオピアというと馴染みがありませんが、アフリカ東部に存在する国でサハラ以南のアフリカではナイジェリアの次の二番目に人口の多い国です。
治安はどうなのかと渡航情報を調べましたが退避勧告の出ている地域もあって決して安全な国ではないようです。
ただラリベラの岩窟教会群やシミエン国立公園など世界遺産に9つ登録されており、観光の見どころは多いようです。

7色の温泉ですがずばりダロル火山のことでしょう。
エチオピア北部に位置するダナキル砂漠の中にある火山の1つです。
ダナキル砂漠には他にも30以上の火山が存在します。
他にもエチオピア最大の塩の採掘場アサレ湖などもあり見どころ満載の砂漠です。



百聞は一見にしかず、ダロル火山の動画をご覧ください。
すごい景色が広がりCGの世界の様ですね。
しかしなぜこのようなこの世の光景ではないような景色が広がっているのでしょうか?

そもそもダロル火山は火口が海抜マイナス45mほどの、世界で最も低い地上火山なのです。
見た目にはそうは見えませんが現在も活動中の立派な活火山です。
塩や硫黄、カリウム等が含まれた水蒸気が火山活動によって噴出して7色の温泉と呼ばれる景色を作り出しています。
鉱物の配合量の違いによってこのような絶妙な極彩色を生み出しているのですから、自然の力と言うのはすごいですね。
ちなみにこの温泉に人間が入れるのか気になる所かと思いますが入れません
この一帯には有毒ガスが漂っており、オイルのような粘り気がある温泉も様々な物質が混ざり合った非常に危険なものです。
こんな極彩色の風呂に入るのは無害でも気が引けますが。

巨大クラゲ ライオンズメーンジェリーフィッシュとは

クラゲと言えば皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
私は水中を優雅に漂う無数のライトアップされた姿を思い浮かべます。
体の95%以上が水分で出来ている何とも不思議な生き物です。
そのゆったりと漂う姿に癒される方も多いようでクラゲを扱う水族館も増えているようです。

今回紹介するのは世界でも最大級のクラゲライオンズメーンジェリーフィッシュ」です。
冒頭想像されたクラゲの姿は小さいものだったかもしれませんが、このクラゲは想像されたものとはかけ離れた姿です。
世界の果てまでイッテQ!の水族館プロジェクトinカナダの「巨大生物スペシャル」でも登場するそうです。
水槽の中を一緒に泳ぐ姿は驚愕の光景でしょうね。
ではこの巨大クラゲについて詳しく書いていきます。

lmj.JPG

ライオンズメーンジェリーフィッシュ(Lion's mane jellyfish)はライオンのたてがみのような細い触手が特徴であり名前の由来でもあります。
シャーロック・ホームズシリーズの「ライオンのたてがみ」にも登場するくらい象徴的な特徴です。
細い触手のおかげで一部の場所に長く留まることが可能となっています。
ライオンズメーンジェリーフィッシュは北極の冷たい海、太平洋や大西洋の北側の海に生息しています。
北側に偏って生息しているのはこのクラゲが暖かい海域には対応できないからです。

何と言ってもその大きさに驚かされます
ライオンズメーンジェリーフィッシュは小さな個体もいますが、大きなものだと傘の直径が2.3メートル、触手が40メートルにもなるそうです。
本当に40メートルもあれば世界最大の生物であるシロナガスクジラよりも大きいことになります。
ちなみに巨大クラゲとして一般的に有名なのは日本でもおなじみのエチゼンクラゲです。

また成長するにしたがってこのクラゲの色は変化します。
小さなときはピンクや黄色をしていますが、成長するにしたがって黄褐色赤褐色に変化していきます。
そしてクラゲですので毒があります。
そこまで強い毒ではないようですが、大きさによって毒性も強くなるようなので注意しなければなりません。

和名をキタユウレイクラゲ(北幽霊水母)と言います。
日本でも北海道から青森の海に生息しています。
ただ何メートルという巨体には成長せずせいぜい傘の直径が30センチほどの大きさまでということですが、それでもかなりの大きさですね。
毒があり日本にいるクラゲの中では危険な部類となります。
小さいものですが日本でも見れるということで機会があればライオンのたてがみに例えられる立派な触手を見てみたいですね。

猛毒ダコ ブルーリングオクトパス

オーストラリアの海に住む危険な猛毒ダコ「ブルーリングオクトパス」を知っていますか?
ダーウィンが来た!の放送でも取り上げられる危険なタコです。
オーストラリアの海には他にも不思議なタコやイカが数多く生息していますが、その中でも特別な武器を持っているのがこのブルーリングオクトパスです。
調べてみました。



ブルーリングオクトパスとは日本ではヒョウモンダコとして知られています。
ヒョウモンダコならば名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
刺激を受けると青い輪や棒状の模様が浮かび上がり明るい黄色に変化するのが特徴です。
この模様がヒョウ柄に見えることからヒョウモンダコという和名が付きました。
ブルーリングオクトパスは見た目そのままの名前ですね。

このタコは最大でも10cm程度の小型のタコです。
他のタコと同じように体色を変化させて擬態することが出来ます。
しかしブルーリングオクトパス最大の武器は猛毒です。
フグの毒で有名な強力な神経毒であるテトロドトキシンを持っています。
青酸カリの850~1000倍の毒性を持つ非常に強力な毒です。

強力な猛毒を唾液と共に飛ばしたり、噛みついて注入して攻撃します。
噛みつきは痛みを感じないため非常に危険です。
ブルーリングオクトパスの毒々しい模様は猛毒を持つ証でもあります。
この美しい青いリングで外敵を近寄らせないのです。

しかし無敵かと思われていたブルーリングオクトパスにも最近意外な天敵がいることがわかってきたそうです。
それは刺身が美味しいコウイカです。
なぜかこのコウイカには毒が効かないようで、ブルーリングオクトパスが捕食される様子も観測されたそうです。
本当に意外な敵ですね。

ブルーリングオクトパスつまりヒョウモンダコですが、日本でも各地で目撃されています。
東京湾でも生息が確認されました。
万が一見つけても刺激を与えないでください。
刺激を与えると青いリング模様が浮き出て綺麗なんですが、それは威嚇です。
模様が出ていたら絶対に近寄ってはいけません。
まずは見かけても触らない、触ってしまったら近寄らいというのが大切です。

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