タイムラプスという美しい映像がイッテQで放送されていましたね。
あのような映像を見れただけでテレビを見ていてよかったと感じます。
さてタイムラプスとは聞きなれない言葉ですが、いったいどんな技術なのでしょうか?
見ていきましょう。

タイムラプスとは文字通り「Time Lapse」のことです。
Lapseには時の経過や推移という意味がありますので、日本語訳すると「時間の経過」のような感じになるのではないでしょうか。
比較的新しい分野のためまだ名前が定まっておらず、日本ではほかにも微速度撮影や微速度動画、 インターバル撮影などがタイムラプスと同じ意味を持ちます。

タイムラプスとは何か。
簡単に言うと一定の間隔をおいて写真を連続で撮影し、それを組み合わせて動画のように見せる技術の事を言います。
パラパラ漫画を思い浮かべて頂くとわかりやすいかもしれませんね。
実際に動画を見るとわかりやすいでしょう。
動画も紹介します。

Yosemite HD II from Project Yosemite on Vimeo.

こちらのタイムラプスはヨセミテ国立公園にて10か月にわたって撮影されたそうです。
自然の雄大さを存分に感じることのできる美しい動画です。
地球は、天候や太陽の営みはこんなに美しいものかと感動しました。
星々の瞬きはタイムラプスならではのものですね。

タイムラプスの作成は比較的簡単に出来ます。
というのもニコンやキャノンなど複数のカメラメーカーが追加の機能としてタイムラプスの撮影機能を内蔵するようになってきたためです。
またスマートフォン用のアプリも複数出ているため簡単なタイムラプスならば誰でも簡単に作ることが出来ます。

タイムラプス作成の最大の難しさはその撮影枚数でしょう。
動画にするためには短いものでも大量の写真が必要になります。
例えば約5分の動画に必要な写真は、全部で2万4000枚も必要だそうです。
それらを1枚1枚処理してつなぎ合わせていくのは、大変な作業となります。
上で紹介した動画がいかにすごいものかお分かり頂けると思います。

タイムラプスを作成する写真家はたくさんいるそうで頭が下がります。
この短くも素晴らしい映像の裏には膨大な時間が要されているのだと考えるとさらに輝きが増すようです。
まあ簡単なものならば私たちでもタイムラプスを作れます。
動画撮影ではなくあえてタイムラプスとして撮影することはまた違った面白さを提供してくれるでしょう。
機会があれば挑戦してみたいですね。

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