神奈川県川崎市のアパート住人から「玄関の前にカラスがいて入れない」と交番に通報があったそうで、警官が駆けつけるとそこには日本では非常に珍しい「アカオクロオウム」というオウムがいたそうです。
日本ではペットショップでもほとんど見かけることがないという、アカオクロオウムとはどのような鳥なのでしょうか。
調べてみました。



動画がありましたので紹介します。
確かに黒いのでぱっと見てカラスだと思うのもわかりますね。
そして大きいので、玄関前にいたら通報する気持ちもよくわかりました。

アカオクロオウムはオーストラリアの森林に住む大型のオウムです。
全長は約60cmですのでかなり大きいですね。
この巨大なオウムが飛ぶ姿は圧巻なのだそうです。

このアカオクロオウムの特徴的な部分と言えば羽根です。
オスとメスで特徴が違いますが、オスは紫を帯びた黒色の内側の尾羽が鮮やかな赤色です。
この羽根が「アカオクロオウム」の名前の由来ともなっています。
一方メスはやや明るい黒で黄色っぽい斑点があるのが特徴となっています。

非常に珍しいアカオクロオウムは日本では貴重で値段は100万円から200万円ほどするそうです。
最高で350万円の値がついたという話もあります。
オーストラリアでは野生で多く生息しており、ポピュラーな鳥ですが政府が保護しているためあまり流通しないようです。

値段が上がるのは保護されているため流通数が限られているということがあります。
しかしここまで値が上がるのはペットとしての人気が背景にあるでしょう。
動画を見ると、大きくて黒いのでぱっと見は怖いですが、よくよく見ると可愛らしい顔をしていますね。
毛並みもよく鳴き声も甲高くなく穏やかなので人気があるのがよくわかります。
懐いてくれたらかわいいでしょうね。
今回無事に保護されたということで怪我などがなくてよかったです。

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