うさぎみたいなネズミ、ビスカッチャが話題になっていますね。
可愛らしい外見、うさぎのようで実はネズミの仲間だという外見で非常に興味深い生物です。
ビスカッチャとはどのような生物なのでしょうか?



画像で見てもらった方が早そうですね。
何やらとぼけた表情が特徴的な生物です。
表情やしぐさのせいか見ているこちらも和んでしまう不思議な力がありますね。

ビスカッチャとは南米のアンデス山脈やペルー、アルゼンチンなどに生息する大型の齧歯類のことです。
その姿から「アンデスウサギ」とも呼ばれます。
成体の体長は50~65cm、しっぽは巻き毛で大きな耳を持っているのが特徴です。
耳が大きいためうさぎの仲間だと思われがちですが、ネズミの仲間なのだそうです。

目が半開きで眠そうですが、夜行性だからだそうです。
普段は巣穴で生活していますが、爬虫類などと同じように日光浴をするために日が昇ると外に出てきます。
寝起きで外に出た私たちもきっと同じような表情をしているでしょうね。
何となく動きが遅いのは、高地で酸素濃度が薄いためなるべく体力を温存するためだと言われています。
高地だと当然気温も低いので、この日向ぼっこは体を温める大切な儀式なのですね。

この可愛らしいビスカッチャ
日本では実物を見れないのかな?と思って調べてみましたがどうやら日本の動物園にはいないようですね。
サボテンやカピバラさんで有名な「伊豆シャボテン公園」には、昭和56年にビスカッチャ1ペアを日本初輸入したそうですが現在はいないみたいです。
カピバラさんとビスカッチャが同じ空間にいたら和やかな癒しの空間になるでしょうね。
ぜひ見てみたいと思いました。

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