ソニーが眼鏡型の端末「スマートアイグラス(Smart Eyeglass)」を開発したと発表しました。
身に付けて使用するウエアラブル端末の1つです。
今年中に開発者向けに販売を始め、応用ソフトの開発をしてもらいながら商品化を目指すそうです。
一般向けの販売時期は未定ですが、未来の世界の技術のようで楽しみですね。



スマートアイグラスの使用をイメージした動画です。
道案内をしてくれたりするようです。
思ったよりも反応がスムーズでこれさえあれば道に迷うこともなさそうですね。
スマートフォン経由で情報を取得し端末上に表示する仕組みの様です。
画面操作はスマートアイグラス本体と有線でつながったバッテリー兼コントローラーで操作するようです。

機能面は良さそうですが正直外観がかなりごついですね。
映画館の3D用メガネを連想しました。
これをつけて外を歩くのは少し勇気がいりそうです。
また有線のバッテリーも気になります。

少し前に発表された「グーグルグラス(Google glass)」はどうだったかなと思い調べたらすごくスマートで驚きました。
ソニーのスマートアイグラスとここまで違うとは。
今の段階でどちらか使用するなら私ならごついスマートアイグラスより軽量なグーグルグラスを選びます。
デザインは改良の余地がありそうです。



グーグルグラスの使用イメージ動画です。
表示は右目のみで情報はカード型で表示されるようです。
スマートアイグラスが両目を使い視界全てを使うのと比べるとかなり限定的です。
透過型のディスプレイは画面に集中しなければ視線を遮ることなく利用可能とのことです。



操作は耳掛け部分のタッチパッドのほかに音声でのハンズフリー操作も可能なようです。
また動画や写真を本当に気軽に撮れるのがポイントの様ですね。

比較して気付いたのはコンセプトが似ているようで違いますね。
グーグルグラスは情報も取得できるけれどあくまで補助的でメインはハンズフリーで動画やカメラをいつでも使える点にあるように感じました。
一方スマートアイグラスは視界全てを使って情報を提供していくシステムです。
映像を活かしていかに情報を提供できるかがカギではないでしょうか。
例えば自転車に乗っている時に目的地への道順はもちろん、危険を察知して知らせてくれるような機能などです。
このスマートアイグラスをきっかけにソニーが再浮上することを祈ります。

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