アマゾンの熱帯雨林に生息する動物の中でも特に目撃情報がなく、野生のジャガーよりも珍しいと言われる動物がいます。
その名も「コミミイヌ」と言います。
非常に珍しいコミミイヌの姿を捉えたということで、話題になっています。
コミミイヌとはどのような動物なのか見ていきましょう。

コミミイヌとはイヌ科の哺乳類の1種でアマゾン川流域の固有種です。
名前の通り耳が小さいのが特徴で、大きさはキツネくらいです。
ヤブイヌと類似点が多いのですが、熱帯雨林に適応したことで独特の形態的な特徴を有しています。
非常に珍しい生物のため生態系などは不明な点が多いそうです。



こちらの動画は2006年のペルー・レフュージオアマゾナスで撮影されたコミミイヌです。

今回撮影に成功した記事はこちらで見ることが出来ます。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140703002&expand

今回撮影されたコミミイヌの写真よりも動画の姿の方が想像した物に近いので載せてみました。
年齢や生息地によって体色などが変わることがあるそうです。
動画の方は体色が黒いのでちょっとクマっぽいですね。
この濃い体色は熱帯雨林の藪に溶け込む効果があるそうです。

コミミイヌについて調べてみましたが、コミミイヌのレッドリストのカテゴリーは「準絶滅」となっています。
非常に希少なコミミイヌの姿を撮影するなど、まさに何万分の1の確率の出来事でしょう。
その姿がカメラに映っていた時には驚き、撮影できたことを喜んだことでしょう。
一時的に姿が確認出来ない時期もあったようで、どこかで個体数を増やしている可能性もあります。
また我々の前に姿を現す時が来るかもしれませんね。

 カテゴリ

 タグ