マメハチドリとはキューバの固有種である世界で最も小さい鳥です。
キューバはカリブ海に浮かぶ島国で、最近だとプロ野球に大物キューバ選手が移籍して話題になりました。
横浜DeNAのグリエル選手を筆頭にWBCでも活躍したその力を日本でも発揮して活躍しています。
そんなキューバの固有種である可愛らしいマメハチドリとはどんな鳥か紹介します。

マメハチドリは全長が4~6cm、体重が2gと世界最小と言われるように大変小さい鳥です。
1円玉を横に並べると約4cmですが、大きさも重さも2円分と言えばマメハチドリがどれほど小さいのかが伝わると思います。
卵も鳥類一小さく長さが6mm、重量が約0.3gとそれが鳥の卵であるとはまず思えない大きさです。



マメハチドリの動画です。
本当に小さく愛らしい様子が伺えます。
英語名が「Bee Hummingbird」でミツバチ・ハチドリという意味になります。
蜜を吸う姿からそのように名づけられたのでしょう。
実際に花の蜜を餌としますが、その蜜をめぐってハチや蝶と争うこともあるそうで世界最小の鳥ならではのエピソードです。

マメハチドリはその大きさもそうですが、非常に鮮やかな鳥でもあります。
オスの方がメスよりも小さく緑の頭頂と燃えるような赤い喉が特徴的で青みがかった色をしています。
一方メスは背中が緑がかった色で下部は白っぽい色です。
その美しい色は日光の反射によって虹色にも見えます。
可愛らしく美しい鳥なのです。

世界の果てまでイッテQ!ではイモトアヤコさんが珍獣ハンターとしてこの美しく可愛らしいマメハチドリをハントしに行きます。
無事に出会うことが出来るのか楽しみですね。
ちなみにこのマメハチドリはキューバの固有種ですが、国鳥はキツツキに似た「トコロロ」というこちらも小型の鳥でした。