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自然科学のカテゴリ記事一覧

カテゴリ:自然科学

自然科学のカテゴリ記事一覧。日々の気になる情報を私なりの言葉でお伝え出来ればと思います

2014-05-28自然科学
スズメバチといえば強力な毒を持つ恐ろしい蜂です。そんな恐ろしい蜂のの名を冠する「海のスズメバチ」と呼ばれる生物が存在します。世界仰天ニュースにも登場した海のスズ..

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2014-05-26自然科学
犬や猫の鳴き声がうるさいなどの苦情が絶えないことから札幌市では「犬猫しつけ条例」を制定する方針を固めたそうです。北海道の条例でしつけに関する項目もあるようですが..

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2014-05-21自然科学
絶滅したと思われていたクラリオン・ナイトスネークというヘビがメキシコで発見されて話題になっています。正確には発見から数十年存在が確認されないため、そもそもそんな..

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7..

2014-05-15自然科学
7色に彩られた神秘の洞窟、エカテリンブルクの地下洞窟について紹介します。奇跡体験!アンビリバボーの特集「7色絶景シリーズ」の第3弾として放送されました。日本のテ..

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2014-05-01自然科学
謎の深海魚「ゴジラ」の正体について調べてみました。5月2日放送の教訓のススメに深海魚ゴジラは登場します。日本全国の漁港で獲れた深海魚をもらって食べてみるという企..

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海のスズメバチ キロネックスとは

スズメバチといえば強力な毒を持つ恐ろしい蜂です。
そんな恐ろしい蜂のの名を冠する「海のスズメバチ」と呼ばれる生物が存在します。
世界仰天ニュースにも登場した海のスズメバチについて紹介します。

kiro.JPG

通称「海のスズメバチ」と呼ばれる恐ろしい生物の正体とは、キロネックスと呼ばれるクラゲがその正体です。
画像のように非常に美しいクラゲです。
しかしその美しい姿とは別に世界一強力とも言われる毒を持っています。

海のスズメバチ、キロネックスは地球でも最も危険な生物の1つと言われています。
世界一強力とも言われるボツリヌス菌が理由の1つです。
ボツリヌス菌はサソリの毒の約1万倍の毒性を持ちます。
ですのでキロネックスに刺されてしまうと、致死率が99%を超えるとも言われています。

また多数の長い触手の中の50億本も刺胞(しほう)という針を持ちます。
射出の仕組みは詳しくはわかっていませんが、非常に高速で射出されます。
そしてキロネックスが恐ろしいのは体が透明で海中で見えにくい点です。
気づいたときにはクラゲの触手を刺激してしまい、瞬間で致死率99%の毒を撃たれてしまうわけです。

そしてさらに恐ろしいのは普通のクラゲが夜行性であるのに対して昼間にも活発に行動するところです。
24個の目を持ち、1秒間で2メートルの回遊能力を持ちます。
高速で非常に見えにくく、強力な毒を持つという地球でも最も危険な生物の1つというのがよくわかる生物です。
海に入るのが怖くなりますね。

犬猫しつけ条例制定へ 札幌市

犬や猫の鳴き声がうるさいなどの苦情が絶えないことから札幌市では「犬猫しつけ条例」を制定する方針を固めたそうです。
北海道の条例でしつけに関する項目もあるようですが、努力義務にとどまっており根本的な解決になっていないことから今回「犬猫しつけ条例」を新たに制定しようとしているようです。
罰則の導入も検討しており、より厳しいものとなりそうです。

dog190.jpg

人と動物の共生する社会の実現に向けて動物愛護管理法が改正されて、飼い主はその動物が命を終えるまで適切に飼育しなければいけない「終生飼養」の責任を明確にしました。
ただ動物愛護管理法はあくまで動物を守るための法律です。
愛情を持って育てましょう、というのが主眼の法律となります。

一応法律でも適切に飼育しなければいけないとしています。
しかし「しつけ」については明確にされていません。
なので今回条例として「犬猫しつけ条例」を制定しようという動きが出てきました。

ペットブームの影響で犬や猫の飼う人は増えました。
相対的にしつけをしっかりしない無責任な人も増えたような気がします。
ただ、一方で犬や猫が完全に鳴かないようにするのも不可能だとは思います。
夜中にずっと吠えたり鳴かれると確かにイライラします。
でも相手は動物なので吠えなくする鳴かなくするなんて出来るわけもなく、強要すればそれこそ「動物愛護管理法」に接触するかもしれません。

犬猫しつけ条例」を制定し罰則を設けることでしつけに無頓着な人に毅然と対応したり、しつけの徹底を促せるかもしれません。
ここまでしないとだめなのでしょう。
ただしっかりとしつけを行っている人たちを縛るような条例にはなってはいけないと思います。
嬉しいから、悲しいから、苦しいから吠える鳴くというのは人だって同じです。
それもまとめて罰則に処するような条例では、人と動物の共生する社会の実現なんて無理です。

札幌だけの問題ではなく全国でも問題となっています。
全国的に「犬猫しつけ条例」が広がる可能性もあります。
苦情が出たら即罰則のようなガチガチのものではなく、ある程度の事情も加味できる柔軟性のある条例を期待します。

絶滅したはずの蛇 クラリオン・ナイトスネークとは

絶滅したと思われていたクラリオン・ナイトスネークというヘビがメキシコで発見されて話題になっています。
正確には発見から数十年存在が確認されないため、そもそもそんな個体はいないのではないかと言われていたそうです。
1936年に発見されて以来の今回の発見です。
改めてクラリオン・ナイトスネークという個体の存在が確認されたのは嬉しいことですね。
ではクラリオン・ナイトスネークとはどのようなヘビなのか見ていきましょう。

qs.JPG

クラリオン・ナイトスネークはメキシコ原産のヘビです。
このヘビは1936年にメキシコ西部を研究調査中だったウィリアム・ビービという博物学者によって発見されました。
メキシコ本土からだいたい700キロほど離れた太平洋沖のクラリオン島で発見されました。
また夜行性のヘビであることから、「クラリオン・ナイトスネーク」と呼ばれています。
クラリオン・ナイトスネークというのは俗称で正式には「Hypsiglena torquata unaocularis」と言います。

画像ではわかりにくいのですが、色は茶色がかった黒色で頭の周辺に独特な斑点模様があるのが特徴になります。
この色によって周囲の岩と同化して外敵から身を守っているようですね。
確かに周囲の景色に溶け込んでいます。
個人的には目が特徴的なヘビだなと思いました。

今回の発見は改めて集中的な調査が行われた結果だそうです。
独特な斑点模様はありますが、そのほかにDNA検査を行ってこのヘビがクラリオン・ナイトスネークだと確認したそうです。
また調査の結果11匹も発見できたそうです。
大きなものでは18cmに成長したクラリオン・ナイトスネークもいたそうで、これから研究が進んでいくことでしょうね。
悲しい絶滅の話題は絶えませんが、このように絶滅したと思われた生物が再発見されるのは嬉しいですね。

神秘の洞窟 エカテリンブルクの地下洞窟

7色に彩られた神秘の洞窟、エカテリンブルクの地下洞窟について紹介します。
奇跡体験!アンビリバボーの特集「7色絶景シリーズ」の第3弾として放送されました。
日本のテレビでは初めて撮影されたということで、貴重な放送でしたね。

エカテリンブルクの地下洞窟はロシアのエカテリンブルクにある洞窟を指します。
エカテリンブルクはロシアの大都市で国内でも5番目の人口を誇ります。
かのロマノフ王朝の終焉の地としても有名な都市となります。

そんな大都市の中に7色に彩られた神秘の洞窟は存在します。
エカテリンブルクの地下洞窟とはその都市の200メートルほどの地下にある放棄された岩塩坑のことを指します。
自然に堆積したカーナライトの層が壁面を彩り独特の模様と色彩を醸し出すことで神秘の洞窟となっています。
実際に動画を見てみましょう。



自然が作り出したとは信じられない、何とも人工的な発色の景色がそこにはあります。
この坑道は大部分が使用されておらず、中に入るにはロシア政府から特別な許可が必要なようです。
ですのでアンビリバボーの放送は本当に貴重なものです。
カーナライトは黄、白、赤色など多様な発色をする蒸発岩鉱石です。
自然が作り出したこの美しい光景は思わず息を飲んで見入ってしまいますね。

直にエカテリンブルクの地下洞窟を見てみたいものですが、前述したとおりロシア政府から特別な許可が必要になります。
また坑道の中は複雑でガス漏れや地滑りの可能性のある非常に危険な場所だそうです。
このような神秘的な場所があるんだと、映像で見れただけでもよしとしましょう。

謎の深海魚ゴジラの正体はヨロイザメ?

謎の深海魚「ゴジラ」の正体について調べてみました。
5月2日放送の教訓のススメに深海魚ゴジラは登場します。
日本全国の漁港で獲れた深海魚をもらって食べてみるという企画に登場します。
ゴジラというとあの怪獣ゴジラを想像しますが、さて深海魚のゴジラとは一体どんな魚なのでしょうか?

謎の深海魚ゴジラの正体はヨロイザメかと思われます。
ヨロイザメとは、ツノザメ目ヨロイザメ科の海水魚で、体長は平均1メートルほどだそうです。
世界中に生息していて通常は水深200メートルから600メートルの海底で生活しています。

yoroi.JPG

結構見た目は怖いですね。
ざらざらした質感に特徴的な目、深海魚ゴジラという別名も頷ける容姿です。

このヨロイザメは泳ぐスピードは遅いですが、深海に置いては強力な捕食者です。
強靭なあごと歯を持ち自分よりも大きな生物を食べることもあるそうです。
普段は深海にいるので私たちが目にする機会は少ないですが、海底ケーブルにヨロイザメの歯が刺さっていたという事例もあるそうです。

このヨロイザメですが、底引き網漁などでほかの魚を狙った際に一緒に捕獲されることが多いそうです。
数が減っており準絶滅危惧種に指定されているため、ヨロイザメだけを狙った漁というのは行われないようです。
また捕獲した際には逃がすこともあるようですが、生息するのは深海のため逃がしても深海までたどり着けないようですね。

ちなみに今回の企画は深海魚ゴジラを食べるというものです。
味はどうなんでしょうか?
深海魚というと最近話題のダイオウイカを思い浮かべます。
あれはアンモニアが多く含まれるためまずいそうですね。

ではヨロイザメの味はどうなのでしょう。
意外にも美味しいようです。
食べたことのある人が非常に少ないためどんな味かまではわかりませんでしたが、深海魚の中でも特に美味しいのだそうです。
一部の地域では珍味として愛されています。
どんな味なのか、興味がありますね。

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