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自然科学のカテゴリ記事一覧

カテゴリ:自然科学

自然科学のカテゴリ記事一覧。日々の気になる情報を私なりの言葉でお伝え出来ればと思います

2014-07-03自然科学
アマゾンの熱帯雨林に生息する動物の中でも特に目撃情報がなく、野生のジャガーよりも珍しいと言われる動物がいます。その名も「コミミイヌ」と言います。非常に珍しいコミ..

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2014-06-18自然科学
師弟で歌って踊るオナガセアオマイコドリという鳥をご存知でしょうか?ダーウィンが来た!の放送で取り上げられる非常に珍しい鳥です。オナガセアオマイコドリとはどのよう..

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2014-06-18自然科学
うさぎみたいなネズミ、ビスカッチャが話題になっていますね。可愛らしい外見、うさぎのようで実はネズミの仲間だという外見で非常に興味深い生物です。ビスカッチャとはど..

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2014-06-10自然科学
神奈川県川崎市のアパート住人から「玄関の前にカラスがいて入れない」と交番に通報があったそうで、警官が駆けつけるとそこには日本では非常に珍しい「アカオクロオウム」..

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2014-06-04自然科学
アカギンザメという深海魚がカッコいいと話題になっています。アカギンザメというのは、カスペ! 「ヘンないきもの 最新ランキング大発表SP」の放送で登場しました。初..

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ジャガーよりも珍しい コミミイヌとは

アマゾンの熱帯雨林に生息する動物の中でも特に目撃情報がなく、野生のジャガーよりも珍しいと言われる動物がいます。
その名も「コミミイヌ」と言います。
非常に珍しいコミミイヌの姿を捉えたということで、話題になっています。
コミミイヌとはどのような動物なのか見ていきましょう。

コミミイヌとはイヌ科の哺乳類の1種でアマゾン川流域の固有種です。
名前の通り耳が小さいのが特徴で、大きさはキツネくらいです。
ヤブイヌと類似点が多いのですが、熱帯雨林に適応したことで独特の形態的な特徴を有しています。
非常に珍しい生物のため生態系などは不明な点が多いそうです。



こちらの動画は2006年のペルー・レフュージオアマゾナスで撮影されたコミミイヌです。

今回撮影に成功した記事はこちらで見ることが出来ます。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140703002&expand

今回撮影されたコミミイヌの写真よりも動画の姿の方が想像した物に近いので載せてみました。
年齢や生息地によって体色などが変わることがあるそうです。
動画の方は体色が黒いのでちょっとクマっぽいですね。
この濃い体色は熱帯雨林の藪に溶け込む効果があるそうです。

コミミイヌについて調べてみましたが、コミミイヌのレッドリストのカテゴリーは「準絶滅」となっています。
非常に希少なコミミイヌの姿を撮影するなど、まさに何万分の1の確率の出来事でしょう。
その姿がカメラに映っていた時には驚き、撮影できたことを喜んだことでしょう。
一時的に姿が確認出来ない時期もあったようで、どこかで個体数を増やしている可能性もあります。
また我々の前に姿を現す時が来るかもしれませんね。

師弟で歌って踊る オナガセアオマイコドリ

師弟で歌って踊るオナガセアオマイコドリという鳥をご存知でしょうか?
ダーウィンが来た!の放送で取り上げられる非常に珍しい鳥です。
オナガセアオマイコドリとはどのような鳥なのでしょうか、詳しく見ていきましょう。



オナガセアオマイコドリはマイコドリ科の鳥です。
求愛の際にダンスをすることから「舞子鳥」と名づけられました。
背中は美しいスカイブルーで頭部が赤く、長い尾が特徴的な鳥です。
長い尾はオスだけのものだそうです。
大きさはメスが大体14cm、オスが尾も含めて21cmから27cmほどの小型の鳥です。
生息地はメキシコ南部やグアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカなどの熱帯地帯の深い森の中です。

動画でもわかりますが、オナガセアオマイコドリは鳴き声も特徴的ですね。
文字に表わすと「ドーレー」でしょうか?
可愛らしい姿とこの不思議な鳴き声は興味をかきたてますね。
そして何よりも特徴的なのはオナガセアオマイコドリが自然界では珍しい師匠と弟子の関係を持つ鳥だということでしょう。
この動画でも2匹でいますね。



オナガセアオマイコドリは師弟で歌って踊って求愛行動を行います。
それがこの動画です。
息の合った動きでダンスする姿は「舞子鳥」の名にふさわしいですね。
ちなみに弟子は師匠を引き立てるために踊るそうで、求愛が成功しても交尾をするのは師匠だけなのだそうです。
弟子は師匠の高度な技を学ぶためについて回るのです。
オナガセアオマイコドリの世界も厳しいですね。

なおオナガセアオマイコドリの観察というのはなかなか大変なのだそうです。
深い森の中に住んでいるため、姿を見るのも大変で求愛中のダンスを見ようと思えばかなりの忍耐力が必要となります。
これらの動画はもちろんダーウィンが来た!の映像も貴重なものです。
美しい舞を見れることに感謝しないといけませんね。

うさぎみたいなネズミ ビスカッチャとは

うさぎみたいなネズミ、ビスカッチャが話題になっていますね。
可愛らしい外見、うさぎのようで実はネズミの仲間だという外見で非常に興味深い生物です。
ビスカッチャとはどのような生物なのでしょうか?



画像で見てもらった方が早そうですね。
何やらとぼけた表情が特徴的な生物です。
表情やしぐさのせいか見ているこちらも和んでしまう不思議な力がありますね。

ビスカッチャとは南米のアンデス山脈やペルー、アルゼンチンなどに生息する大型の齧歯類のことです。
その姿から「アンデスウサギ」とも呼ばれます。
成体の体長は50~65cm、しっぽは巻き毛で大きな耳を持っているのが特徴です。
耳が大きいためうさぎの仲間だと思われがちですが、ネズミの仲間なのだそうです。

目が半開きで眠そうですが、夜行性だからだそうです。
普段は巣穴で生活していますが、爬虫類などと同じように日光浴をするために日が昇ると外に出てきます。
寝起きで外に出た私たちもきっと同じような表情をしているでしょうね。
何となく動きが遅いのは、高地で酸素濃度が薄いためなるべく体力を温存するためだと言われています。
高地だと当然気温も低いので、この日向ぼっこは体を温める大切な儀式なのですね。

この可愛らしいビスカッチャ
日本では実物を見れないのかな?と思って調べてみましたがどうやら日本の動物園にはいないようですね。
サボテンやカピバラさんで有名な「伊豆シャボテン公園」には、昭和56年にビスカッチャ1ペアを日本初輸入したそうですが現在はいないみたいです。
カピバラさんとビスカッチャが同じ空間にいたら和やかな癒しの空間になるでしょうね。
ぜひ見てみたいと思いました。

玄関前に 非常に珍しいアカオクロオウムとは

神奈川県川崎市のアパート住人から「玄関の前にカラスがいて入れない」と交番に通報があったそうで、警官が駆けつけるとそこには日本では非常に珍しい「アカオクロオウム」というオウムがいたそうです。
日本ではペットショップでもほとんど見かけることがないという、アカオクロオウムとはどのような鳥なのでしょうか。
調べてみました。



動画がありましたので紹介します。
確かに黒いのでぱっと見てカラスだと思うのもわかりますね。
そして大きいので、玄関前にいたら通報する気持ちもよくわかりました。

アカオクロオウムはオーストラリアの森林に住む大型のオウムです。
全長は約60cmですのでかなり大きいですね。
この巨大なオウムが飛ぶ姿は圧巻なのだそうです。

このアカオクロオウムの特徴的な部分と言えば羽根です。
オスとメスで特徴が違いますが、オスは紫を帯びた黒色の内側の尾羽が鮮やかな赤色です。
この羽根が「アカオクロオウム」の名前の由来ともなっています。
一方メスはやや明るい黒で黄色っぽい斑点があるのが特徴となっています。

非常に珍しいアカオクロオウムは日本では貴重で値段は100万円から200万円ほどするそうです。
最高で350万円の値がついたという話もあります。
オーストラリアでは野生で多く生息しており、ポピュラーな鳥ですが政府が保護しているためあまり流通しないようです。

値段が上がるのは保護されているため流通数が限られているということがあります。
しかしここまで値が上がるのはペットとしての人気が背景にあるでしょう。
動画を見ると、大きくて黒いのでぱっと見は怖いですが、よくよく見ると可愛らしい顔をしていますね。
毛並みもよく鳴き声も甲高くなく穏やかなので人気があるのがよくわかります。
懐いてくれたらかわいいでしょうね。
今回無事に保護されたということで怪我などがなくてよかったです。

カッコいいと話題のアカギンザメとは 

アカギンザメという深海魚がカッコいいと話題になっています。
アカギンザメというのは、カスペ! 「ヘンないきもの 最新ランキング大発表SP」の放送で登場しました。
初めて聞く魚ですが、果たしてどんな魚なのでしょうか。

アカギンザメとはギンザメの仲間です。
その独特の外見からギンザメは、ギリシア神話に登場する怪物キマイラと幽霊を表すファントムを合わせて学名は「Chimaera phantasma」と呼ばれています。
何となく姿を想像できるのではないでしょうか?

そしてアカギンザメはカスペ!番組内では「深海のフランケン」と紹介されていました。
これは姿をよく表しています。
生息地は300メートルから800メートルの海の深いところに住んでいます。
体長は50cmほどと比較的大きめです。
体色は灰褐色系の色をしているようです。

調べてみようと思ったのですが、アカギンザメについての情報があまり発見できませんでした。
詳しく調べるとレッドリストのサイトに記述を発見しました。
日本のほかにフィリピン、台湾、韓国、東シナ海などでも報告例があるようですが、発見の報告自体がまれで個体そのものが少ないということです。
カッコいい魚ということで話題になりましたが、その姿をしかも陸揚げされていない泳いでいる姿をテレビで見れたことがまず貴重だったのかもしれませんね。
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